久しぶりでなんすが直営工事の続きの工事紹介です・・・

前回は「サッシ取付け工事」でしたが、
サッシの取り付けが終わると色々な工事が進みます。
サッシが取り付く事で雨仕舞いが出来ますので、
逆に言うと直ぐに雨仕舞いに係わるところを済ませたいのです。

まずは防水工事です。

FRP防水の防火仕様です。
写真はトップコート(歩行用の仕上げ塗料)を塗る前ですが、
標準のトップコートの色目はグレーやグリーンなどが多く、
お世辞にも綺麗な色とは程遠い代物ばかりです。
今回は特注色で外壁仕上げの色(白)と合わせました。

FRP防水の立上がりの色も上記の通りグレー等が一般的なのですが、
それでは使用する外壁の色によっては防水部分が目立ってしまうので、
なるべく立ち上がりを低く抑えようとする事があります。
ですが、今回は外壁仕上げの色(白)とトップコートの色(白)を
合わせる事によって防水部分が全く目立たなく仕上がりました。

トップコートを施工するのは工事も終盤の方になりますので、
まだまだ後の事です。

次に外壁工事1です。
サッシが取り付きサッシ廻りの防水処理
(先張り防水シート、防水テープ貼り)等を済ませると、
外壁防水シートを外壁全面に張っていきます。
このころから左官屋さんも現場に入ってきます。
※外壁が左官仕上げなのでシート下端に定木を入れたりします。

↑何故か丁度良い写真がありませんでした・・・

外壁防水シートの商品名は「モルタルラミテクト」と言います。
外部からの雨は通さずに内部からの湿気は逃すものです。
よくよく考えるとこの手の商品はどんな構造なんやろと思いますが・・・
なかなか高性能な商品であると思いました。
コストが許せば次回も使いたいと思います。

次に断熱工事です。

屋根部分の断熱には「フェノバボード」を使いました。
断熱性能としては世界イチみたいです。
外壁部分の断熱には「カネライトフォーム3種B」を使いました。

この断熱工事ですが、
現場には3×6(910×1820)版の大きさで搬入されてきて、
断熱材を施工する場所の大きさに合わせてカッターで切り、
それを押し込む作業となるのですが、これが結構な作業量でした・・・
断熱材の厚さも60mmもあり、断熱材を隙間なく詰めようと思えば
きっちりした大きさにカットしますので軸組みの中に押し込むのも
大変でした。(大工さんもこの時が一番つらかったと・・・)
お蔭様で高断熱な住宅になったと思います。

と、今回はここまでです。